■外壁塗膜の劣化の症状

- 塗膜のツヤが無くなる。
- 色褪せし、刷毛目などが現れる。
- 外壁を手でさわると粉がつく。(チョーク現象)
- ヒビ割れ(クラック)・コケやカビが生えてくる
- 塗膜が剥がれてくる。
※塗り替えの時期としては、3. 4.の時期が最適です。
5.になると、家の構造にも影響を及ぼしはじめる恐れが出てきます。
■塗装の工程(手順)
(1)下地処理
- 高圧洗浄 : 噴射される高圧の水で汚れを除去
- ワイヤーブラシによるケレン : 高圧洗浄でも除去出来なかった汚れをワイヤーブラシにより削り取ります。
- クラック部のウレタンシーリング充填 : クラック部のVカットしたのち、プライマー塗布・シーリング材充填
(2)下塗り
- シーラー(プライマー) : 水性と溶剤型があり、溶剤型は水性に比べ浸透力が優れているため、劣化が進み下地との密着力の弱くなった塗膜に使われます。
- 微弾性フィラー : ヒビ割れが発生している場合や現状と違った仕上げ風合いを希望される場合に有効です。(パテ効果とシーラー効果を合わせ持ちます)
- クラック部のウレタンシーリング充填 : クラック部のVカットしたのち、プライマー塗布・シーリング材充填
(3)中塗り・(4)上塗り
中塗りと上塗りは同じ材料を使います。
塗膜は適正な厚さを持つことで、はじめて理論上の耐久性に近づきます。
塗料が適正な塗布量塗られた塗膜の厚みで、塗料の耐久性や耐汚染性等の機能が発揮されます。
■塗膜を作る主成分での分類
※他にも新しく光触媒・セラミックといった塗料も開発されてきています。 |
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